第10回日専連全国児童版画コンクール

表彰式・展覧会を開催しました!
全国の小学生児童を対象とした「日専連全国児童版画コンクール」も今回で10回目。今年の青森地区選には、東青地区より過去最高の6610,648点のご応募をいただき、厳正なる審査の結果、上位四賞及び金、銀、銅、佳作、入選を合わせて1,111点が入賞いたしました。

展覧会の模様 授賞式の様子
展覧会の模様 授賞式の様子

<表彰式> ■日時/ 平成13210日(土)

■時間/ 午後3時〜

■場所/ 日専連しんまちプラザ
<展覧会> ■日時/ 平成13210日(土)〜12日(祝)

■時間/ 午前10時〜午後5

■場所/ 青森市民美術展示館


◆審査を終えて◆

  今年の応募作品数は、10,648点もあり、昨年よりも多く一般的にレベルも高くなっているので、審査には非常に苦労しました。作品の数が多いということは、版画を作ることが楽しくて、一生懸命取り組んでいることの表れだと思い、大変うれしく思いました。
  自分の思いを素直に、自分なりに工夫して表している作品が多く、みんな良くできていました。作品を見ていると、その子供の顔が浮かんでくるようで、選ぶ楽しさもありました。
  選ばれた作品は、自分で感じたことを伝えようと、一生懸命工夫して自分なりに表現したものばかりです。
  何よりも大切なのは、自分で表したいものをはっきりと決めて、人の真似をしないで、工夫して表すことです。
  今までも何回か審査をさせてもらい、その度ごとに作品の刷り上がりのことについてふれてきました。版画は、刷って、始めて作品になるのです。美しく刷れるインクを選びむらなく、よく伸ばしてインクをつけて、丁寧に刷って欲しいと思います。アイディアが、大変良いが刷り上がりが拙いので見劣りする作品が、今年も沢山あったことは、残念でした。
  21世紀を迎えて、一層楽しい良い作品を作るように頑張ってください。この次、また良い作品に出会えることを大いに期待しています。
審査員   福   井  平  内(棟方志功記念館館長)
  日下部  道  子(青森児童美術研究会会員)

■入賞作品
青森市長賞 【青森市長賞】
「流れるプールで泳いだよ」
長島小学校2年  木立  駿さん
■審査員講評
  「わーおもしろい」「気持ちいいなぁ」という声が聞こえてくるようです。水の流れにからだをまかせて、すーっと泳いでいるようすが、とてもよくわかります。
  「流れるプール」を表すために、プールを斜めにしたり、波をつけたり、水を表わす材料を探して使ったり、2年生らしいアイディアや工夫がとても良いと思いました。大きくのびのびと作られた作品だから、楽しさが伝わってきます。
◆青森市長賞受賞者の声◆
市長賞を受賞した木立駿君
市長賞受賞
長島小学校2年  木立  駿  君


長島小学校2年 木立  駿  君
作品名「流れるプールで泳いだよ」

受賞おめでとう!びっくりした?

「先生から聞いて、びっくりしたけど、とてもうれしかったです。」
版画を見ているととても楽しそうだね?

「夏休みに福島県のスパハワイアンに遊びに行った時のことを版画にしました。
とっても楽しくて、夏休みの一番の思い出です。」
版画は好き?

「まだよくわからないけど、楽しいです。」
―これからもがんばってください。―
以上、木立駿君の声でした。

【日専連青森  理事長賞】
「がんばれおじさん達」
  泉川小学校4年  岡本  梓さん
日専連青森 理事長賞
■審査員講評
  ねぶたを思いきって大きく表わし、彫り方も勢いがあり、ダイナミックで動きも見えて、はなやかな色合いや笛・太鼓の音が聞こえてくるような気がします。大きなねぶたを引いているおじさん達の表情も、楽しさと、一生懸命にやっているんだぞという気持がよく表れているようです。
  黒の中に白を主にして、大変美しく木版画のよさがよく表れている作品になりました。

青森市教育長賞
【青森市教育長賞】
「長い階段を登ればすてきな公会堂!」
  佃小学校6年  笠井  由理さん


■審査員講評
  函館山をバックに、公会堂を見学しているところを表している作品ですが、山を黒く、建物を白くし、また、階段を黒く、人物を白く表わしているところなど、白と黒のバランスがよく出ています。建物もよく観察して、細かいところまで丁寧に表していますし、階段の両側にある木も思いきって大胆に扱って全体として画面構成がよく出来ました。
  修学旅行の楽しさが、よく表れているとてもよい作品になりました。

【日専連青森  特別賞】
「父がつくる器」  油川小学校5年  三浦  景星さん

■審査員講評
  ろくろの前に、どっかりとあぐらをかき、くるくる回る粘土の器に、そっと指を添えて、器の形を作っているお父さんの表情を、よくとらえています。
  「焼き物」を作るお父さんを、作者は大好きで、尊敬しているのでしょう。お父さんをよく観察して、人柄や作業しているときの気持ちが伝わるように、心のこもった表現をしています。構図、デザイン力、彫り方など見事です。 力強く、味わいのある作品です。
日専連青森 特別賞

全国選結果発表
青森地区選の上位入賞作品184点を、全国選へ出展いたしました結果、以下の方々が見事入賞されました。おめでとうございます。
賞名 作品名 氏  名 小学校名 学年
金賞 「流れるプールで泳いだよ」 木立  駿 長島 2
金賞 「父がつくる器」 三浦  景星 油川 5
金賞 「思い出のハリストス正教会」 山田  由香理 野辺地 6
金賞 「旧函館区公会堂」 菊地  恵理 6
銀賞 「へんな魚見つけたよ」 木村  隆太 高田 3
銅賞 「がんばれおじさん達」 岡本  梓 泉川 4
銅賞 「長い階段を登れば すてきな公会堂!」 笠井  由理 6
銅賞 「ねぶた祭り」 鈴木  沙綾 浪打 6
入選 「ねぶたまつり」 たてやま  たくみ 千刈 1
入選 「きれいな花火だなぁ」 きむら  まなみ 小柳 1
入選 「リフトにのって高い山にのぼったよ」 倉内  達也 新城中央 2
入選 「わたし」 原良  佳苗 浜田 3
入選 「まだまだ」 越野  祐也 野内 5