第15回日専連全国児童版画コンクール全国選入賞者のお知らせ

全国の小学生児童を対象とした「日専連全国児童版画コンクール〜全国選〜」に、青森地区選で入賞した計184点を出品いたしましたところ、次のとおり、優秀賞1名、金賞2名、銀賞2名、銅賞6名、入選2名の合計13名の方々の作品が見事、入賞いたしました。おめでとうございました。
賞名 氏  名 小学校・学年 賞名 氏  名 小学校・学年
優秀賞 木村 舞さん 野内小学校6年


金賞 大坂 友紀昌くん 東陽小学校3年 金賞 成田 未羽さん 千刈小学校1年
銀賞 佐々木 航くん 茂浦小学校6年 銀賞 工藤 優作くん 新城中央小学校2年
銅賞 倉内 真也くん 新城中央小学校5年 銅賞 船橋 和樹くん 東小学校4年
銅賞 一戸 大樹くん 荒川小学校4年 銅賞 小林 由衣さん 三厩小学校3年
銅賞 相馬 明日香さん 野沢小学校2年 銅賞 齊藤 愁人くん 橋本小学校1年
入選 大澤 果楠さん 荒川小学校5年 入選 秋元 小春さん 筒井小学校4年
※各児童の学年は平成17年出品時。
展覧会のお知らせ 展覧会開催いたしました

全国の小学生児童を対象とした「日専連全国児童版画コンクール」も今回で15回目。今年の青森地区選には、東青地区より638,879点のご応募をいただき、厳正なる審査の結果、上位四賞及び、金、銀、銅、佳作、入選の合せて793点が入賞いたしました。上位4作品は以下のとおりです。
尚、今回も入賞作品展覧会を開催いたしました。たくさんのご来場ありがとうございました。


【期間】平成18127日(金)〜29日(日)10:0017:00
【場所】青森県立郷土館
【お問合わせ】版画コンクール係  TEL 017-776-2077


審査員の方からの感想


  昨年より1,000点多い出品と聞いて、素敵な作品と出会いを期待しながら審査にのぞみました。
  年々技巧の向上とともに、題材の範囲も広がり、特に低学年の、子供らしい自由な発想と、意表をつく大胆な構図で、見応えある作品に出会えた反面、せっかく下絵がよく描けたのに、彫りや刷りの不完全で、作品の質を落としていたのがあって残念でした。
  作品の内容は家族の触れ合い、校内学習、修学旅行の思い出、農作物収穫体験のほかねぶた祭りや、獅子舞の郷土芸能も取り上げて、地域文化を伝える意欲を感じました。
  遊びの題材で多い虫とりは、虫の形態や動きを熱心に観察し、人物も虫も生き生きと表現されて、目を楽しませてくれました。こうした日常の手伝いや、遊び、見て感動した体験を、どしどし版画に残してください。
  指導された先生と、生徒の皆さん、ご苦労さまでした。
【審査員】 福井 平内(日本板画院青森支部長、県版画会会長)
山口 晴温(日本板画院同人)
日下部道子(青森児童美術研究会会員)


入賞作品(版画画像をクリックすると、大きいサイズのものをごらんいただけます。)

「どこまで行くの、しゃぼん玉」
【青森市長賞】「どこまで行くの、しゃぼん玉」
沖館小学校2年 世永 百合香さん
■審査員講評
  キラキラ光りながら、空に向かって、どんどんとんで行く、シャボン玉が、とてもきれいです。
  先の広いストローに、シャボン液をつけて、静かに、フーッと吹いている百合香さんが、かわいいです。シャボン玉遊びをしている自分を横向きにして、空を広くしたのでいろんな大きさのシャボン玉を、どんどんとばすことが出来ましたね。
  台紙を切りぬいたり、光るところをつけたり、シャボン玉の表し方もよく工夫しています。
  美しくて、楽しい紙版画です。

「グローブみがき」
【日専連青森理事長賞】「グローブみがき」
佃小学校6年 田村 恭之さん
■審査員講評
  野球少年 田村君の、自分で使った道具を大事にしている気持ちが、作品に表われています。
  グローブや、帽子のこまかいところまで、よく見て彫ってあり、やさしい作者のグローブを持つ手と、表情に出て心和ませる作品です。
  構図の取り方、グローブと帽子の配置が、画面にどっしりとした感じを持たせています。デッサンも、彫り、刷りもよく、苦労しながらがんばって彫ったのが成功しました。版画を彫ったことで、大切なものを学びました。

「ラッセラー ラッセラー」
【青森市教育長賞】「ラッセラー ラッセラー」
新城中央小学校5年 倉内 真也さん
■審査員講評
  画面いっぱいに表現されている、「ねぶた」がとても迫力があって、見ていて引きこまれます。
  こわい顔の鬼を退治する場面でしょう。武士の目が鋭く、光っている刀が、今にも動きそうです。
  真也君の観察する力や、描く力、最後まで、心を込めて彫って、美しく刷り上げたことに、感心しました。
  大きなねぶたが、見ている私の方に進んでくるようです。
  画面に斜に入れたところが良かったです。明快で、美しい木版画です。

「高いな、はしご車」
【日専連特別賞】(東北地連理事長賞)「高いな、はしご車」
浜田小学校3年 廣瀬 太一さん
■審査員講評
  消防自動車のはしご車に、はじめて乗った体験を版画にした作品で、高く上がってこわかったそうですが、宇宙船にでも乗っているような気分になり、その興奮と、満足感を素直に表現しています。
  冒険好きな子供は好奇心が強いです。貴重な体験でした。
  板木に彫ったバックの彫りが、作者の緊張感を出して迫力があります。画面構成や下絵、彫りも上出来です。